フットボール臭臭鍋
ロマンなきピッチの真ん中で、臭臭鍋をつつく
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2006J1リーグ第11節 ジェフユナイテッド市原・千葉×浦和レッズ 〜完勝のLESSON
2006J1リーグ第11節
ジェフユナイテッド市原・千葉 2-0 浦和レッズ
5/3 @フクダ電子アリーナ 16:00 KO
スタジアム&帰宅後NHK総合録画にて観戦


〜完勝のLESSON



完勝です。本当の完勝です。巷間でビッグクラブと
呼ばれるレッズに完勝しちゃいましたよ〜!×8

相手ボール時の早い寄せ、キーマンへのタイトなマーキング、
ボールを奪ってからの連動した動きと攻撃のイマジネーション、
どれをとってもジェフは本当に素晴らしいプレーをして、
レッズに快勝しました。

前半開始直後からジェフが飛ばす。開始30秒もたたないうちに、
左サイド山岸のクロスが巻の足元に。巻は坪井をかわして、
シュート。このシュートは闘莉王にクリアされたが、いきなり
挨拶代わりのジャブを打ち込む。

「お、おい。今、巻が、巻が“足で”坪井かわした???」

今節は、NHK総合による地上波全国放送。
全国のお茶の間からもどよめきが沸き起こったことだろう。

その直後、またジェフの攻撃。FKをもらい早いリスタートで、
Krupiがゴール前に走り込んだ羽生への決定的なスルーパス。
羽生のシュートは、GK山岸にセーブされたが、これもレッズの
度肝を抜くには十分なプレーだった。

さらにその後にも、クルプニコビッチのスルーパスを阿部がPA内で
受けてシュートをゴールに突き刺すが、これはオフサイド。

いきなりジェフ押せ押せで試合が立ち上がる。

今日のジェフは、ワシントンに斎藤が付き、ポンテに水本、
長谷部に阿部、三都主を坂本が見て、ストヤノフが1枚
余るという布陣。ワントップに巻で、トップ下に羽生、Krupi
が並ぶ。左サイドに山岸、佐藤勇人は小野を見つつも、かなり
積極的に攻撃参加してくる。

レッズは体が重く防戦一方。長谷部が阿部に完全に押さえ込まれ、
中盤にさして運動量豊富なプレーヤーもいないので、ボールを持っても
すぐにジェフに寄せられ、ボールを絡め取られてしまう。
そして、ボールを奪えば早い攻撃であっという間に、レッズゴール前
までボールを運ぶ。巻のポストプレーも冴え渡り、羽生は相変わらず
キレキレ。Krupiは中盤に君臨しボールを捌き、時に決定的なスルー
を狙う。そして、左サイドの山岸は積極的に危険なプレーで勝負し、
さらに佐藤勇人がゴール前に飛び込んでくる。阿部も機を見て攻め
上がり、さらにDF陣も攻撃に絡んでくる。
前半は、本当にジェフのやりたい放題、好き放題の時間が続いた。

前半30分くらいにも、山岸の左サイドのドリブル突破から、
巻が飛び込み頭で押し込むがこれもオフサイド。

その後にも、佐藤勇人のクロスを巻がヘッドで枠を捉えるが、
これはGK山岸がセーブし事なきを得る。

前半はジェフの一方的なペースで、レッズは蘇我まで守備練習に
来たような状態だったが、前半終了間際に、ワシントンがドリブル
からシュート。これは枠を捉えていたようみ見えたが、立石が
ナイスセーブ。その後にも、カウンターから三都主のクロスが
ギリギリワシントンの頭に合わずという惜しいシーンも。

前半は両チームスコアレスのまま終了。

ジェフは全ての選手の動きが良い。特に、巻のポストは凄すぎ。
また、羽生は相変わらす運動量豊富で攻守に渡り効きまくっている。
Krupiは時に球離れが悪いシーンもあるが、ボールはしっかりと
収まるし、守備面での貢献も大きい。ここに山岸、佐藤が絡んで
くる。ジェフファンからすれば堪らない。

レッズはワシントンにボールを当てることすらできず、
1人気を吐くのはポンテのみ。しかし、そのポンテも1対1に
強い水本にしっかりとマークされている。さらに、恐らく
本来であれば彼も気を吐くタイプなのだろう長谷部は阿部に
完全に封印される。小野は時たま曲芸のようなボール扱いを
するが、ハーフェーライン付近でそんなことをしても、何の
脅威にもならない。時々、思いついたように前線に駆け上がって
行くこともあるが、ゴールに真っ直ぐに走り上がるので、
当然そこにはDFが待っており、ボールは出てこない。
せっかく駆け上がるのであれば、もっとスペースに走った
方が良いような気がする。小野は大丈夫だろうか?



後半開始時、レッズは長谷部がベンチに下がり、細貝が
入ってくる。それにより、小野が一枚上がる形になる。
しかし、小野にマッチアップするのは阿部。当然、小野も
ほとんど仕事をさせてもらえなかった。

ブッフバルトさん、内緒話だけど、ジェフは一気に3枚
代えられると弱いんだよ・・・www

今季のジェフは、前半と後半で全く別のチームになって
しまうことが多い。前半は良くても後半グダグダという
試合を何試合見たことか。しかし、この試合ではその心配
は杞憂に終わった。

後半に入っても、ジェフは積極的にプレーし、前線・中盤
から厳しいチェックを継続する。ゲームの主導権は相変わらず
ジェフが握っている。
レッズも多少押し返して、なんとかシュートを放つ形まで
持っていくが、危なかったシーンは、ポンテと水本が競って、
ヘッドのボールがこぼれてポンテがGKと1対1になったシーン
くらいで、これは立石がしっかりセーブした。終盤レッズの
パワープレーのシーンも落ち着いて対処できていた。

そして待望得点は、あまりに美しいワンタッチプレーの連続
から生まれた。

羽生が中盤でボールを奪って、多少引き気味にペナルティ
ライン付近にいた巻に当てる。巻はそれをワンタッチで
クルプニコビッチに落として、Krupiはダイレクトで佐藤勇人に
クロスを入れる。勇人はそれを胸で後ろから走り込んで来る巻に
落とし、巻の右足が炸裂。豪快なシュートはゴールポストに
当たって、ネットに吸い込まれて行く。
まるでフォーメーション練習のようなプレー。見事なゴールに
ジェフゴール裏は歓喜の大爆発。レッズサポーターは凍りつく。

しかし、ジェフはジェフ。ここからが本当の勝負だ。
リードしてからの戦い方がジェフの課題であり、いかにしっかりと
勝ち切るかが大きな問題となってくる。

でも、今日のジェフは先制点を挙げた後も勇敢だった。
引き過ぎて押し込まれることもなく、高い位置でのチェックを
続けて、ボールを奪ってからも攻撃の手を緩めない。
後半40分には、ストヤノフのドリブルでの攻めあがり〜羽生と
ワンツーでシュートというジェフらしい攻撃も。

後半41分、佐藤勇人に変わって、中島がピッチに入る。

レッズは終盤には、闘莉王を上げてパワープレーに持ち込むが、
巻が闘莉王のマークに付いて行き、前線では羽生とKrupiが
しっかり張って防戦一方にならない形を作る。

そして、後半ロスタイム突入直前、レッズの攻撃を凌いだ直後、
クルプニコビッチが右サイドにいた羽生に預け、DFライン裏に
絶妙なタイミングで飛び出した中島にパス。中島は20メートル
近くヒョロヒョロとドリブルして、寄せてこないレッズDFを尻目に
そのままシュートを放ち、これが綺麗にゴールに突き刺さる。
レッズに完全に引導を渡す2点目。

ロスタイムの4分も、羽生・Krupiに代わって入った、ハース・楽山
が前線でボールを追い、相手に攻撃をさせないまま消化して、完璧な
勝利を飾った。

今日のジェフは攻守に渡り、運動量・気持ち、そしてプレーの
質でもレッズを完全に上回り、大きな1勝を手に入れた。

また、課題であった、1点を先制した後の戦い方が非情に良かった。
先制した時間が後半29分と、良い頃合であったことも幸いしている
かもしれないが、得点後も守りに入ることなくなく、積極的に勇敢に
プレーしていた。その象徴が、後半44分の中島の得点とも言える。
あそこで、キープに入る選択肢もあったが、逃げマインドに陥った
ジェフは弱い。積極的にプレーすることにより、勝利を引き寄せる
のが、ジェフのスタイルだと思う。(少なくとも私の中では)

その意味で、11節レッズ戦はジェフにとって、最高の「勝ち方のレッスン」
になったのではないかな。
この試合で、きっとジェフの経験値は1ランクレベルアップしたに違い
ない!(と思いたい)犬クエストはまだまだ続く!




第11節のスタメン選手年俸

ジェフユナイテッド市原・千葉
305,500,000

浦和レッズ
795,000,000


第11節時点の首位:(チーム名-勝点差-残り試合) 5/3暫定
川崎フロンターレ-5-23


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